武威3日目の朝です。
2人の三蔵法師
张掖には仏教寺院がたくさんありましたが、数だけでいえば武威の方が多いように思います。

その中にこんな名前のお寺が。あ、この文字面見覚えがある!
「三蔵法師」って、お坊さんのステータスの名前で「三冠王」みたいなもの(?)なので、歴史上何人かいるそうです。
その第一号が鳩摩羅什(鸠摩罗什/くまらじゅう)。中国人ではなく西方の国の人やけど、ここ武威(涼州)にもゆかりがあるようです。
西遊記の三蔵法師のモデルの玄奘さんは仏典の翻訳で有名な人やけど、鸠摩罗什さんも翻訳で有名な人でした。
玄奘さんの時代、鸠摩罗什さん訳のない分野(唯識など)は雑な訳しかなくて厳密なところがよくわからなかったので、これは原典見に行ってみるしか!ということで、玄奘さんは天竺への旅に出ることになったというわけです。
このあたり詳しくはコテンラジオの三蔵法師玄奘回参照。鸠摩罗什さんの話はなかったかも?
鸠摩罗什寺。ぴかぴかに管理が行き届いていて、塔も12重(?)。柱の彫刻も手が込んでるなあ・・・
同じ般若心経の鸠摩罗什訳と玄奘訳が並べられていました。これは胸熱!
調べてみると、このお寺は玄奘が涼州を訪れたときにはすでに存在していて、仏教の聖地として機能していたそうです。



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