今日は山口県立美術館へ香月泰男(かづきやすお)展を見に行ってきました。
「思い出したくもないのに、絵の具を練るとカンヴァスにシベリアが現れてくる」と次々描かれたシベリア抑留経験に関する絵は、見ていると頭痛がしそうです。
絵を見に来たというより、治ることのないリハビリ過程を追っているようなそんな感じ。
単純な構成の絵って、「こんな感じの絵なら自分にも描けそう」とか素人なのでよく思ってしまうけれど、このシベリア・シリーズについてはいくら構成が単純な絵であってもそんな気がまったくしないです。何かを抱えてないとあんなふうにはできそうにないです。
前の吉村芳生展とはまたちがった意味で、「あの人を目指そう」と思ってはいけないものを見た気がしました。
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