幻覚と実体と

捨てるときの分別のためにペットボトルのラベルってはがれるようになっているけど、なんとなく飲む前にはがしてみました。

中身は何も変わっていないけれど、急に得体の知れない液体に見えてきました。

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人の開いた目をまっすぐ見ているとき、黒目を目として見ているけれど、閉じた目を見ているときはまつげのラインを「表情としての目」と認識している気がします。

でもその人のまぶたが透明なら、まつげのラインではなくまぶたの向こうに真正面を向いた黒目が実はあったりするわけで、それが事実でもふだん意識することはないです。

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得体の知れない液体に見えたのは幻か?
まつげのラインを目と認識するのは幻か?

「だって同じ液体じゃないか。」
「まぶたの向こうの眼球を見ないと。」

そんな「かしこい意見」が必要なのは、問題を起こすか起こさないかの境目あたりだけで、それ以外のところでは「自分にとっての実体」はもっと大事にされていいと思うわけです。

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