中華圏おためし放浪大陸編(9日+帰国後振り返り3)-実はすごかった高德地图

中国でのGoogleマップの代用品としてよく紹介されているのが、

この2つ。「百度地图が一番メジャーで、高德地图もあるよ」ぐらいのものだと思っていたんですが、現地での利用はほぼ高德地图一択でした。

Googleマップは中国でどう使えないか?

まず、外国人用SIMなどでネットワーク制限がない場合だったら、Googleマップは中国で使い物になるか?というとやっぱりいまいち。

緯度経度で場所指定すると、百度地图や高德地图と比べて500mほど位置がずれるという問題を出発前に観測していましたが、現地で現在地がずれて表示されるようなことはありませんでした。ここは問題なし。

では何がいまいちかというと、たとえば地下鉄関係。駅の情報がほぼないです。

ホテルや飲食店が載ってないとかだったら、自分で追加すればいいんですが、公共の交通機関はユーザーには追加ができないので手が出ません。

あと、地下鉄内での位置の検知もしません。百度地图や高德地图だと、駅のホームにあるビーコン情報を読み取っているとかなのか、直近停車した駅が現在地として表示されます。でもGoogleマップだと、地下に下りる直前の位置にずっといるかのようになります。

高德地图のすごさ

現地でとりあえず高德地图を使うようになったのは、Googleマップと同じくアプリ上で地名のコピーができたから。

旅先でのリアルタイムメモをDaybookに記録するときに助かるんです。

で、高德地图のすごさに気がついたのが杭州でバスに乗ったとき。

まず、系統ごとにバスの現在地を見ることができます。

日本だとバス会社が個別にやっていたりはするけれど、地図アプリで統一的に見られるようにしてくれてるのはありがたいです。

そしてバスに乗ると、運転しているのとかん違いされて(?)車モードになるんですが、信号の残り秒数とかが表示されるんです。実際の信号と比べてもちゃんと正しいです。

情報がちゃんと中央集権で管理できているからこそできることなんやろなあ。

ここまで情報管理をしているのは、自動運転車ばかりの世の中に移行することも見据えてるからなんかな。交通量に応じてAIで信号制御するとか。

めっちゃローテク管理してそうな千葉県とはちがって。

逆に、Googleマップにあって高德地图にも採用してほしい機能は、ブログなんかへの埋め込み機能。オフライン機能とストリートビューもないけど、このへんは百度地图にあるのでまあいいかな。

追記 2025-04-23
オフライン機能については、一度表示したことがあるエリアはキャッシュに残ってオフライン表示できたりはします。

中華圏おためし放浪大陸編(9日+帰国後振り返り2)-苏州地下鉄からの上海浦東国際空港

最終日(2024.12.20)の話です。
交通機関関連メモです。

苏州上海連絡地下鉄

最終日は苏州から上海に地下鉄で移動したと書いていましたが、その所要時間や乗り換えについてメモしておきます。地図アプリで公共交通機関でのルート検索しても、地下鉄じゃない鉄道ルートしかなぜか出ないので。

苏州の町の中心地あたりの察院场站から、苏州地下鉄と上海地下鉄のつなぎ目の花桥站までは、1時間43分。途中路線図上、唯亭站というところで何かの切れ目があるような描かれ方がしてあるんですが、ここで特に乗り換えとかはありませんでした。

IMG20241220092146

花桥站では改札の出入りを伴う乗り換えがあります。改札を出るのに、苏州地下鉄のQRコードを使い、次の改札に入るのに上海地下鉄のQRコードを使うといったぐあい。苏州地下鉄側(察院场-花桥)の運賃は10元(約200円)でした。

花桥站から(空港路線の)地下鉄2号線への乗り換えの江苏路站までは1時間4分。

江苏路站から空港最寄りの浦东1号2号航站までは1時間17分。

途中下車とかを抜いて単純に足し合わせると、4時間ちょっとで空港に着きました。

上海空港での手続き

行きのSPRING JAPANでは、成田空港のチェックインカウンター列の入口あたりで持ち込み手荷物の計量がありましたが、上海側ではどこにも計量はありませんでした。

入国時のイミグレは、ほぼ誰も並んでいない外国人専用窓口が使えたので短時間で通過できたんですが、出国時は全国籍共通窓口しかなくて15分ほど並びました。

あと、入国時は指紋と顔写真の登録があったんですが、出国時には顔写真の照合だけ。何も聞かれませんでした。

中華圏おためし放浪大陸編(9日+帰国後振り返り1)-無人自動運転タクシーにチャレンジする

昨日無事に帰ってきました。
帰国便も1時間ほど遅れて、成田空港では京急まで走って終電にぎりぎり間に合いました。

以下昨日の話です。

無人自動運転タクシーにチャレンジする

この前こんな記事を見かけました。このときは香港いいなあ・・・と思っていたんですが、上海でもテスト運行をやっているということに帰国前日に気づきました。

よし、乗ってみよう。

まず、このページにある「微信小程序」の放射状QRコード(?)をWeChatアプリのスキャナで読ませると、Apollo Go(萝卜快跑)のミニアプリが起動します。

上海での営業エリアは、北西のはずれの方みたいです。苏州の地下鉄とつながる上海地下鉄11号線あたりのエリアなので、苏州から地下鉄で戻れば途中通りそうやね。

兆丰路站あたりでエリアに入った!

・・・と思ったんですが、まだだと。

次の安亭站でちゃんとエリアに入って操作できるようになったので、地下鉄を下りてみました。

IMG20241220094732

アプリの操作感はUberとかと似ていて、ピックアップポイントと目的地を指定していざ召喚!

・・・と思ったら、身分証明が必要と。アカウントにパスポート情報を登録しているWeChat内のミニアプリなので、ふつうはそこから情報を取れるようになってるんですが、Apollo Goはやってくれません。

姓名はローマ字で入れると文字数オーバーになったので無理やり漢字で入れて、身份证号のところにパスポート番号を入れてみたんですが、提交(提出)ボタンが薄い色のままで押せません。やっぱり人民ID持ってないとあかんのかー。

ということで、今はまだ外国人は乗れないようです。

中華圏おためし放浪大陸編(9日目)-苏州の水辺と次の訪中予定@苏州

苏州3日目の朝です。今日上海から飛行機に乗って帰国します。
明日は用事があっていそがしいので、帰国日の投稿はできないかも?

以下昨日の話です。文中に「今日」とあっても昨日のことです。

苏州水辺めぐり

水辺の町が好きなんですが、苏州はびしゃびしゃです。

たぶん長江がめっちゃ暴れ川で、このへん氾濫原やったんやろなあ。

IMG20241219090758

市街地にほど近いところにある金鸡湖。

IMG20241219090547

ウォーターフロント的な施設が建ち並んではいるんですが、朝早いからか寒いからかほぼ誰もいませんでした。太極拳をする人たちさえも。

IMG20241219130140

町の西にある一番大きな太湖。

地下鉄でのアクセスがあまりよくなくて、なんとか近づいてもひと気がほとんどありませんでした。今日は昼も寒いです。

IMG20241219143249

京杭大运河はこの町にも通っていて、ここでも何かを運んでいました。働き者です。

次の中国訪問予定

当面目指すところは「現地に着いてから次の目的地を決めて移動する」というふだんのやり方が中国でも気軽にできるようになることなので、「こんな感じでやればできそう」という感触を1回目でつかんできたいです。

出発前にこんなことを書いていましたが、「現地に着いてから次の目的地を決めて移動する」は今の中国でも特に問題なくできることが確認できました。

この調子で何度目かでチベットにも行ってみようと思っていたんですが、チベットはツアーじゃないと入れないというブータン状態だったということを今日初めて知りました。なんと!

そして次は四川かな。

とも書いていましたが、たぶん次は広州とか南の方かな?わりと近いうち(日本が冬の間)に行くと思うので、寒くないところで。

逆に言えば、そういうところは冬行っておかないとあとで暑くなってしまいそうです。

中国は南北に幅があるので、年中どこかに適温の町があって便利そうやなあ。

中華圏おためし放浪大陸編(8日目)-高鉄じゃない鉄道で移動する@苏州

昨日杭州から苏州(蘇州)に移動してきてその翌朝です。

苏州は上海のすぐ西に位置する町で、最終日の明日はここからそのまま上海の空港に向かいます。

3つの町に来てみたことで、上海になくて杭州にあった性質が杭州特有のものなのか上海から離れたことで出てきたものなのかとかが立体的に見えてきた気がします。

以下昨日の話です。

高鉄じゃない鉄道で移動する

杭州には上海から高鉄で移動してきたけれど、今後中国をあちこち回るのに高鉄じゃない鉄道も利用すると思うので、こちらも今回経験しておくことにしました。

IMG20241217104230

杭州站。高鉄で下りた杭州东站とは別の場所にある駅です。高鉄と同じく入るときにはID(パスポート)と荷物チェックがあります。

IMG20241218082854

今から乗るT112の終着駅は兰州(蘭州)なんやね。でも兰州ってどのへん??

こんな遠くまで行くんや〜。黄河沿岸で西安より上流なのか。このまま乗って行ってしまいたいなあ・・・

と思ったけど、気温-12〜-1℃!1回帰って装備整えないと。

IMG20241218083454

候车室(待合室)はホームごとにあるようで、この改札は出発の30分ぐらい前に開きました。

え、放送で今なんか言ってる??ときょろきょろしていたら、待合室で隣に座っていた男性が

「ちーよーよーあーる」

と教えてくれました。あ、なるほどT112の改札開始って言ってたんですね。ありがとうございます!Tは「ちー」で、1はこのへんの言葉では「いー」じゃなくて「よー」に聞こえるんやなあ。もしかしたら、日本でもDを耳で識別しやすいように「でぃー」じゃなくてあえて「でー」と読むみたいな感じだったのかも?

上海の虹桥火车站の高鉄改札では、全台パスポート読み取り機能がついていたけど、ここでは一番はしっこの優先搭乗列的な1台だけが対応していたので、長い列に並ぶ必要がありませんでした。

IMG20241218095245

寝台車!そっか、遠いもんなあ。今調べてみたら、兰州到着は翌日の11:59でした。所要25時間42分。インド横断がそのぐらいだったかな。

IMG20241218095508

今回乗る車両はこちら。入口でまたID(パスポート)チェックがありました。スマホアプリで読み込んでいます。

IMG20241218100006

今回取ったのは、硬座という一番安いはずの座席です。

中国ラオス鉄道でも硬座に乗ったけど、がやがやした雰囲気も含めてけっこうそっくり。「硬」座とはいえ、座席はそれなりにふかふかしていて、ただ後ろにリクライニングはしないというところも。

全席指定のはずやけど、車両連結部にずっと立っている人たちはどういう切符で乗ってはるんやろ?

IMG20241218131153

苏州站には3時間ぐらいで到着しました。

IMG20241218131628

IMG20241218132708
全然知らずに来たけど、苏州は古都のようです。

IMG20241218134728

建物に高さ制限があるからか高層ビルがないこともあって、大通りも奈良っぽい雰囲気があります。京都よりも空間の使い方に余裕がある感じ。