中国南部おためし放浪(11日目)-福建土楼@永定

確か社会の資料集だったような気がするけれど、学生のころに客家(はっか)の家のことを知りました。

いつか機会があれば本物を見てみたいなあと思っていたので、おととしの中南米のあと「もし中国語ができるようになったらあれも見に行けるようになるかも?」と真っ先に思いました。

どこにあるものか知らなかったけど、客家の家が福建土楼と呼ばれるものだということは最近になってから知りました。

以下昨日の話です。

龙岩からのバス

龙岩客运站では、土楼行きの8:00発のバスを見送って、土楼より少し先の古竹行きの8:28発のバスに乗ります。前日に切符を買ってあったので。

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出発が近づくと、それぞれ乗り場番号(停车位)や車のナンバー(车牌)が表示されるんですが、古竹行きのは最後まで表示されないまま先にバスの現物を発見。

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改札に切符のバーコードを通して乗り込みます。切符には座席番号的なもの(座号)が書かれてあったんですが、「別にどこでもいいんだよ」とのことでした。

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荷物入れは特になく、上の棚にも入らないので、空き席に置かせてもらいます。

出発は8:28予定のところ8:30に。バスは龙岩市内であと2か所ふつうのバス停でお客さんを乗せていました。その人たちの切符はアプリのようで、予約はしてあったみたいです。

龙岩の市街を出ると高速道路に乗って、ノンストップで土楼のある永定エリアに入ります。

出発から1時間45分後の10:15に福建土楼永定景区あたりでお客さんを何人か下ろして、さあいよいよ土楼汽车站で下りようかと思ったらまさかの素通り。

ええー、ちょっと待って!下ります下ります!とバスを無理やり止めて下ろしてもらいました。

帰りのバスを調べる

宿のチェックイン時間は14時からだったんですが、早めにチェックインさせてもらって昼食も宿で。

そして龙岩への戻りのバスの時間を教えてもらったあと、念のため聞いてみました。

ここから厦门にバスって出てます?

「ええ、出てますよ。」

なんと!

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土楼汽车站には売店みたいなところがあって、そこでバスチケットが買えるようになっています。

厦门行きは1日3便。8:00・12:40・15:00発で60元(約1200円)。60元だったら、龙岩までバスで行って高鉄に乗るのと値段変わらないです。でも厦门のどこに着くんやろ・・・?

土楼めぐり

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宿の方に土楼の見取り図を説明してもらいました。これが一番きれいとかいろいろ。

これどうやって移動するのがいいんですか?

「バイクがいいですね。」

ということで、さっきバスのことを教えてくれたおじいちゃんが4か所180元(約3600円)で回ってくれるというので、お願いすることに。

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バイクはスズキ。このへんバイクはだいたいエンジン車なんですが、さすがに山岳地方は電動じゃきついんやろなあ。

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徒歩では絶対に回れない移動距離でした。なるほど、土楼ってこうなってるのかー。ガイドしてもらえるほど中国語がわかるわけではないので、気になったことはあとでめっちゃ調べよう。

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あと、途中売店でお店の方からお茶をいただきました。本格的な淹れ方の烏龍茶。

最後にお金払いますよーと言ったんですが、いえいえいいですと。

中国の人って、インドの人みたいにお金にがめついイメージがあったんですが、今までのところ何かぼったくろうという感じの人とは出会っていません。

特にここ永定の人たちは、こちらがこまっているとめっちゃ世話を焼いてくれようとして、へっぽこ旅行者としては大変ありがたいです。

中国南部おためし放浪(10日目)-ネット情報の限界@龙岩

昨日厦门から龙岩(竜岩)にやってきて翌朝です。これから永定土楼に向かいます。

龙岩

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龙岩站前の雰囲気はめっちゃ旧ソ連的でした。すぐ連想したのはモンゴルのウランバートルで、そのあと北朝鮮の平壌。厦门から1時間半のところとは思えません。

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昔の東南アジア的なおもむきがあります。

永定土楼へのバス

永定土楼(土楼汽车站)に行くバスは、高德地图の検索によると

永定K803路という路線のようです。

そしてその龙岩側の終点は龙岩客运站になっています。

高德地图によると、龙岩客运站から土楼汽车站行きのバスは1日に7:50発の1本だけで、運賃は10元(約200円)で所要2時間2分。でも実際どうなのか、龙岩客运站に行って確かめてみることにしました。

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龙岩客运站はちゃんと建物がありました。

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ここから出てるのは、ふつうの路線バスじゃなくて、事前に切符を買うタイプなんやね。

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券売機のクイック行き先選択みたいなので「土楼」を選択。明日は8:00・8:28・13:30・16:30の4本出ているようでした。13:30発のみ10元で、ほかは15元。

これで8:28発のを買おうとするとIDを求められてこまったんですが、「パスポートだったら窓口だよ」と近くにいた人が教えてくれました。

今の券売機の選択肢画面を写真に撮って、窓口で「土楼行くのにこれに乗りたいんですけど!」と指さしてアピール。パスポートを出すほかに電話番号も聞かれました。支払いはここでもQRコード決済。

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紙のチケットの運用って、まだ今の中国にあったんやね。

でも高德地图の検索で出ないバスがあるってことは、もしかしたら厦门からのバスもまだ存在する可能性はあるのかも?

中国南部おためし放浪(9日目)-体を動かす日@厦门

厦门4日目の朝です。これから龙岩に移動します。

体を動かす日

地図を見ると厦门站の南に山があるみたいだったので、登りに行ってみることにしました。

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西の方は植物園になっていて入場料がいるようだったので、よけていきます。

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廃線跡が遊歩道になっていました。山じゃないけどこれはこれでいい感じやなあ。

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植物園の西の方に公園があって、小高い丘になっていました。

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どんどん登ります。

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見晴らしがいいー!

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镇海路の中华城の中にアイススケートリンクがありました。氷の質はなかなかよさそうです。

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2時間100元(約2000円)。貸靴とかはないんかな?

福建省仮説

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お店の看板で「福建茶饮」に"HOKKIEN TEA"とふられていました。

「福建」って、中国語の普通話(教科書で習う北京の言葉)では「ふーじえん」みたいに読みます。日本語の音読みでカ行の漢字を普通話でカ行で読むことはなせかほとんどありません。ほかの子音はそれなりにリンクするのに、カ行だけわざと避けてるんじゃないかと思うぐらい。「海」は「はい」で「金」は「じん」やし。

でもこの看板からすると、ここ福建省では、「福建」を"HOKKIEN"と読むみたいです。もしかしたら日本の漢字の音読みって、福建省あたりの方言がルーツなんかも?鑑真が日本に渡ろうとしたときの出発港も(今の福建省省都の)福州やったみたいやし。

中国南部おためし放浪(8日目)-情報収集の日@厦门

厦门3日目の朝です。

これまで中国で一番お気に入りの町は杭州だったんですが、厦门もなかなかです。お店の人の愛想がいいのが何より。

福建土楼への道

今回厦门に来たのは、客家(はっか)の家(福建土楼)が厦门から見に行けるという情報があったから。

土楼はあちこちに点在していて、行きやすいところと行きにくいところがあるようです。でもそれ以上のことがよくわからなかったので、調べてみることにしました。

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宿の近くにはツーリストオフィス的なところがたくさんあって、土楼行きのツアーを取り扱っていそうでした。

最悪こういうところに頼めばよさそうやけど、高そうなので、できることなら自分で公共の交通機関を乗り継いで行きたいです。

それでネットで見つけたのがこの2016年の情報。厦门の枋湖客运中心というところから永定土楼にバスが出ているということだったので、見に行ってみることにしました。

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枋湖客运中心というものはもうなくなっていて、その場所は枋湖商业中心になっていました。

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バスターミナルだった形跡はあるけれど、さびれています。

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何かしらバス関係の施設は残っているようやけど。

でもブログの方が行ったという永定土楼のバス停は今もあるようだったので、公共の交通機関で経路検索をしてみました。

やっぱり今は厦门から直接は行けないようで、いったん龙岩まで鉄道で行ってそこからバスという経路が出ました。

ということで、明日は龙岩に移動します。

Xiaomi 20W Ultra Slim Power Bank 5000mAh

今回の旅行ではシャオミストア(小米之家)を見かけるたびに

このモバイルバッテリーを探していたんですが、

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塘边站のお店でついに見つけました!

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薄くて軽い!そして20W給電。

厦门ライフ

これまで朝寒かったので、朝食は前日にスーパーやコンビニでパンを買って部屋で食べてたんですが、ここだとベトナムみたいに外で食べられるかも?

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と思ったんですが、朝6時台だとパン屋台とコンビニぐらいしか開いてなかったので、結局部屋にパンを買って帰りました。

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公園は朝も昼もにぎわっています。シニアの方々がセパタクローやってはる!すご!

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螺肉螺蛳粉。これ、麺は太めの米粉ので、ベトナムのブンそっくり(平たいとフォー)。底に沈んでて見えないメインの具はタニシやけど、これもベトナムではオクと呼ばれていたもの。ブン・オクは厦门にもあったんやね。

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厦门站前広場。この高架の鉄道っぽいのが景色をバンコクやクアラルンプール風に見せているけど、これ鉄道でなくバス(BRT)。

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競技用(?)のガチインラインスケート靴が売っていたけど、川ぞいの遊歩道の路面はいまいちでした。

中国南部おためし放浪(7日目)-文化圏の切り替わり@厦门

昨日温州から厦门(厦門)に移動してきて翌朝です。

ここまではちょっと駆け足ぎみに移動してきましたが、今回の目的地の「中国南部」と呼べそうなエリアに入ったのでここからはちょっとペースダウン。いったん厦门には3泊します。

高鉄車内にて

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今回の温州からの移動は高鉄車両でした。日本の新幹線かも?

乗車時に上の棚にバックパックを乗せようとよろよろしていると、通りがかりのおにいさんがささっと手伝ってくれました。ジェントルマン!

最近Kindleで吉川英治の三国志を読み直しているんですが、通路側の席で読んでいると、後ろから通りがかったおにいさんがちらっと漢字を拾い読みしたのか、

「劉備読んでるね!」

と笑顔で親指を立てて去っていきました。
(「你看劉備!」に聞こえました。合ってる?)

厦门

厦门北站到着時の気温は20℃。特段暖かいという感じはしないけれど、上着を1枚減らして手袋もいらなくなりました。

温州あたりまで来ると、マレー系の浅黒い肌の人もちらほら見かけるようになって、だんだん東南アジアに近づいてきてるなあという感じだったんですが、一転厦门で見かける人はめっちゃ日本人っぽいです。

特に地下鉄に乗ってる若い人は、そのまんま原宿とかを歩いてても全然違和感がないぐらい。もちろん外国人旅行者としてでなく、日本人として。

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写真では全然伝わらないけれど、国が変わったんじゃないかと思うぐらい町や人の雰囲気がちがいます。これは厦门が特別なのか、浙江省と福建省のちがいなのか。

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知らないコンビニがあるし、便器のメーカーも変わってるし、案内標識のフォントがちがうみたいなのも。

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宁波で見かけて温州で見なかった「人防工程」が厦门にはありました。地下鉄を防空壕として利用するという。台湾の対岸やからかな。

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でも台湾食材や台湾料理のお店はあって、文化的な親しみはあるようです。

ChromeOS 133の弊害

おとといChromeOSを133にアップデートしたんですが、それからChromebookの挙動がちょっとおかしいです。

このときの

設定 > プライバシーとセキュリティ > サイトのルックアップに安全な接続を使用する

をONにしているときのような症状が出ます。OFFにしているのに。Chromeブラウザだとつながらなくて、Androidアプリなら大丈夫という。

VPNをミニPCが担当する構成なら問題ないので、これでいったん回避。いろいろしくみ準備しといてよかったなあ。