キリマンジャロ(10)-アタック日その2

この続きです。

2018.01.04(木) 入国6日目 登山5日目

日付を変えておきます。

キボハットから先の急斜面でのできごとは、記憶が混濁していて起こった順番がよく思い出せないです。

でも意識がはっきりしていた自覚はあって、プライベートポーターのフランシスさんからときどき

「眠るな!」

と言われたのですが、そのたびに「眠さは全然ないんだ」と返事をしていた記憶があります。

途中休憩のときに座ってしまうと、立ち上がったときにめまいで気が遠くなるので、あまり座りたくありませんでした。

1時だったか2時だったかの休憩のとき、キボハット出発前に飲んだバファリンが切れて頭痛がまたしてきていたので、現地の頭痛薬をもらって飲みました。

「これ相当強いので、下りるまでずっと効いていると思います。」

歩いていると吐き気がして、胃液を何度も吐きました。年越しそばが出なかったので、あれはちゃんと腸まで行ったんやなと思った覚えがあります。

「標高5200mです。」

スマホのGeographicaの標高アナウンスは、それが最後になりました。

キリマンジャロ(9)-アタック日その1

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2018.01.03(水) 入国5日目 登山4日目

22時起床。標高約4700mのキボハットにて。

途中どれだけ天気が悪くても、アタック日だけは晴れて!とずっと思っていたのですが、このとき霧雨でした。

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もともとは年越しそばとして用意してくれてはったカップそばをいただきます。おいしー。

頭痛がするので、手持ちの最後のバファリンを飲みました。

最後のアタックのときには、50ドルで手荷物も全部持ってもらえるプライベートポーターというシステムがあったので、遠慮なく利用させてもらいます。フランシスさんよろしくお願いします!
(山小屋でしか使わないような大きな荷物を運ぶポーターさんが、アタックのときは出番がないので、その空いた手を使わせてもらう感じです。)

ふつうならここで手ぶらになるんですが、自分の場合はカメラをリュックのショルダーストラップに固定してあるので、そのために空のリュックを背負うことに。

ここでアタックルートのおさらい。

ここキボハット(標高約4700m)から、火口のふちのギルマンズポイント(標高5685m)まで、これまでとはうってかわった急斜面を登ります。

ここが富士山でいうところの鳥居のところ。ここまでで一応登頂証明はもらえます。

その先は体調に余裕があれば、本当のアフリカ最高峰のウフルピーク(標高5895m)まで火口をぐるっと回ります。ここが富士山でいうところの剣ヶ峰(標高3776m)。

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ヘッドライトで足元を照らしつつ、ギルマンズポイントを目指して、急斜面をななめにジグザグ登ります。しばらくすると、天気は雪になってきました。

足が冷たくなってきたので、節約さんに事前にいただいていた貼るカイロをつま先に入れます。

体も寒くなってきたので、ダウンのようなものを1枚追加で着込みます。

ウィルヘルムはぬかるみで滑って登りにくかったけど、キリマンジャロは雪で滑って登りにくくなってきました。

キリマンジャロ(8)-キボハット

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帰国してからの体調不良からようやく回復してきました。

2018.01.03(水) 入国5日目 登山4日目

最後の宿泊地キボハット(約4700m)のちょっと手前から上の記憶は、高度障害のせいか全体的にぼんやりしてしまっています。

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キボハットは、これまでの山小屋とつくりが少しちがいました。

トイレ小屋が別なのはこれまでと同じ。いくつかのベッド小屋と食堂小屋の機能が、1つのちょっと大きな小屋にまとまっていました。

まずはベッド部屋に案内されて、そこでかばんをおろすと、そこで動けなくなってしまいました。

息が切れて、頭痛がして、座っているのに立ちくらみしているような感じです。

ふらふらで自分でかばんが開けられないので、添乗員さんにお願いしてかばんからバファリンを出してもらって飲みました。頭痛はこれで治りました。

1つ前のホロンボハットからやけど、お腹の調子がよくないので、添乗員さんから下痢止めをもらって飲みました。今夜アタックなので、1日止まってくれれば十分です。

16時ごろ、外の気温は14℃ぐらいでしたが、気温のわりにものすごく寒く感じました。

「長時間運動すると、体温を維持する栄養がなくなって寒くなることがあります。トライアスロン完走後にそうなったりしました。」

と、アイアンマンさん。そういうことがあるんですかー。

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そして早めの夕食。

幸い食欲はあったので、食べられるだけ食べました。ウィルヘルムのときみたいに、アタック日は行動食も取れなくなってしまうかもしれないので。

そしてその夜の出発のために、早めにベッドで休むことにしました。

キリマンジャロ(7)-ウィルヘルム超え

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2018.01.03(水) 入国5日目 登山4日目

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標高約3700mのホロンボハットでの2回目の朝を迎えました。

おなかの調子があまりよくない以外、体調はばっちり。頭痛もないし、食欲もある。毎日朝晩に血中酸素飽和度を測るけど、だいたい自分が最下位ぐらいです。

ほかのメンバーさんでも、頭痛があったり食欲のない方もちらほらいらっしゃいました。

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ラストウォーターポイント。ここから先、水道や水洗トイレがなくなります。

このあたりからアタック日の登山ルートが一望できることになっていたんですが、今日も天候不順で見えませんでした。

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砂礫の道が続きます。

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お昼前にまた降り出しました。

雨が降ってザックカバーをかけると、水筒が取り出しにくくなって水を飲まなくなり、さらにその後傾斜もきつくなって息苦しくなります。

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そうしてふらふらになりながら、最後の宿泊地キボハットに到着しました。標高約4700m。

これまでの人生最高標高だったウィルヘルム山頂(4509m)をようやく超えることができました。

キリマンジャロ(6)-高度順応

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2018.01.02(火) 入国4日目 登山3日目

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標高約3700mのホロンボハットでの最初の朝を迎えました。

一日の中で一番冷えるはずの日の出ごろの気温がここで8℃ぐらい。標高的には、ここから12℃引いたぐらいの気温が頂上の気温になりそうです。-5℃ぐらいかな・・・?

体調としては、少し風邪のような症状があって、鼻が詰まって、寝ている間十分に息ができていませんでした。朝の血中酸素飽和度が低い(>_<)

高山病予防のために、毎日3〜4リットル水分を取るように言われているけれど、こちらもなかなか飲めません。

食欲はまったく問題なし。

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今日は高度順応のために、標高を4200mほどまで上げて、ゼブラロックという白黒の岩を見に行きました。想像以上にシマウマっぽい!
(体調不良で親分さんが不参加でした。)

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白は塩だそうですが、ほんまかなあ。黒はコケっぽい感じがします。

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ふだんならよく見えるらしい頂上も、連日の天候不良で見えず。

そしてホロンボハットへの帰りにまた降り出しました。