中国シルクロードの旅(8日目)-スタン系への道@喀什(カシュガル)

喀什4日目の朝です。これから乌鲁木齐(ウルムチ)に移動します。

スタン系への道

新疆ウイグル自治区では、許可証があっても国境地帯には近づけないということで、今回カザフスタンから中国入りするプランはお蔵入りしていました。

でも調べてみると、近年でも乌鲁木齐からカザフスタンにバスで移動している旅行記が見つかりました。箱に入って通過する分にはOKなんかな?

ここ喀什は国境に近い立地なので、ここからも国際バスが出てるんじゃないかと思って調べに行ってきました。

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とりあえず喀什の鉄道駅の向かいあたりにある長距離バスターミナルへ。

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チケットの窓口に行き先一覧があって、赤字で「国际班线」(国際班線)と書かれてある真下に「比什凯克」という文字が。あー、これなんとなく読める!

キルギスの首都ビシュケクやね。

ということは、その下3つの奥什・吉尔吉特・苏斯特はどこのことかな?

奥什はオシ。キルギスのウズベキスタン国境手前の町やね。

吉尔吉特はギルギット。パキスタン。

苏斯特はソスト?聞いたことない町やけど、パキスタン。

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比什凯克と奥什については値段表にも載っていました。どちらも595元(約14000円)。

中国-キルギスがちゃんと行けるなら、ユーラシア横断のキモはあとカスピ海越えやね。

新疆ウイグル自治区のタイムゾーン

サブスマホのOPPO Reno7 Aには、GMT+06:00(日本マイナス3時間)のウルムチのタイムゾーン設定がありました。

中国のタイムゾーンって、全域上海のGMT+08:00(日本マイナス1時間)で統一されていると思っていたけど、実際どうなんやろ?このあと飛行機や電車の時間をかんちがいしたりしたら大変です。

3日前の喀什への到着時刻で、飛行機はこちらでも上海時間で出ていることが確認できたんですが、町ではウルムチ時間が使われることがあるという情報もあります。

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9:30オープンの瑞幸咖啡がすでに営業していました。このとき上海時間10:50でウルムチ時間8:50。

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11時オープンのデパートが上海時間の11時ジャストにオープンしていました。

ふつうに旅行する分には、ウルムチ時間は気にしなくていいってことかな?

とはいえ経度差でいえば喀什と上海は約45度あるので、太陽の位置のずれは3時間分。時刻のわりになかなか日が暮れないので、上海時間だと年中サマータイムをやっているような感覚です。

中国シルクロードの旅(7日目)-ウイグル族の人たち@喀什(カシュガル)

喀什3日目の朝です。

ウイグル族の人たち

2020年の国勢調査のデータによると、新疆ウイグル自治区では、ウイグル族と漢民族の人口が半々ぐらいで、残り1割ぐらいがその他の民族という構成になっているそうです。

つまり、漢民族っぽくない人はだいたいウイグル族の人だと。

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ここ喀什では、ヨーロッパや中東の方の血の入ってそうな顔立ちの人をたくさん見かけるんですが、あの人たちがウイグル族っていうことやね。あまり人の顔を撮らないようにしているのでいい写真がなかった(>_<)

それはいいとして、漢民族の人って半分もいるかな!?

と思うぐらい、人だけ見ると中国とは思えない雰囲気なんです。調べてみると、喀什に限って言えばウイグル族の人口比は約93%。その中でも喀什市街地は漢民族の人口が多い方で、13%ほど。

うん、そのぐらいな気がする。

イスラム文化の許容度

ウイグル族はイスラム教の人たちですが、ここではその文化がどのぐらい許容されているのか?

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お隣甘粛省の西宁では、モスクはお寺みたいな見かけにされていたけれど・・・

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ここではわりとちゃんとモスクの形です。

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モスク以外にもイスラムデザインな建築物はちらほらあります。

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そして看板のアラビア語併記もよく見かけます。これは西宁にはなかったです。

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大连(大連)で見かけたように、アラビア文字が塗りつぶされていたりすることもありません。

逆に、西宁では見かけたヒジャブ女性やイスラム帽の男性はまったく見かけません。モスクの近くであっても。

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ただ、イスラム帽っぽいものをかぶっているおばあさんは一度だけ見かけました。

そしてイスラム教の国だと1日5回のお祈りのときにモスクから流れるアザーン(お経のようなもの)は、ここでも聞かれませんでした。

つまり建物にイスラムっぽさは見られるけれど、人にイスラムっぽさをほとんど感じません。

とはいえ、バスでお年寄りにめっちゃ積極的に席を譲るのは、年長者をうやまうイスラムの文化なのかも。儒教の可能性もあるけど、漢民族の人はあそこまで積極的にはやらないかな。

中国シルクロードの旅(6日目)-西安から空路での新疆ウイグル自治区入り@喀什(カシュガル)

やってきました。新疆ウイグル自治区。

新疆ウイグル自治区行きの飛行機は何やら手続きが多いようなことをChatGPTのプロジェクト機能は言っていたのですが、実際はどんな感じだったのか?

长龙航空(長龍航空)のチェックイン

今回の西安からの喀什へのフライトは、杭州に拠点を置く长龙航空でした。たぶん初利用。

Trip.comのサイトでも事前に座席指定ができなかったので、出発24時間前からできるというオンラインチェックインを前日にやってみようとしてみました。

Trip.comから提供されていた航空会社のURLを開いてみると、「Webでの座席指定はできないので、WeChatミニアプリで!」とのこと。けれどやってみると、人民IDを求められてログインができませんでした。中国あるあるやけど、航空会社では初めてかも。

ということで、空港のチェックインカウンターで座席指定してもらうために、出発3時間前に空港入りすることにしました。

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フライト情報のボードによると、“Check in"のステータスになるのは出発2時間前からのようです。

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けれど长龙航空のチェックインカウンターにはセルフチェックインのマシーンがあったので、それだと早めにできるかも?

と思って近づくと、係のおねえさんが「今の時間帯だとファーストクラス用のカウンターだけにはスタッフがいるので」ということでそちらでチェックインさせてもらえました。

10:40発のフライトでしたが、チェックインできたのは8:02でした。

西安空港(西安咸阳国际机场)ターミナル5

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チェックインして搭乗券を受け取ったあとは、国内線用の保安検査場に進みます。

福州での保安検査もいつもより厳しいなあと思っていたんですが、ここのはさらに念入り。はいている靴までまんべんなく指で押されてチェックされました。

検査の手前の窓口では、パスポートと搭乗券のチェックがあって、顔写真の撮影もされていました。それで検査中には、検査官の人がそのときの顔写真をディスプレイで見ながら作業していたんですが、もしかしたら行き先を見て個別に厳しくしていたというのはあるのかも?

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そして搭乗ゲートには、人民IDカードと顔認証の自動改札が。これは行き先関係なく全部のゲートがこうなってるみたいです。

自分は顔認証だけで通れました。

飛行機の機内

フライトの所要時間は約5時間。喀什は西の果てなので、国内便なのに成田-福州より時間がかかります。

乗っててふだんとちがうなと思ったのが、CAさん以外に警察のような制服の人がときどき機内を見回りにきたこと。

空席にも何かないかチェックしていたようにも見えたので、テロを警戒しているのかも?

喀什空港(喀什徕宁国际机场)ターミナル2

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喀什の空港に到着したら、預け荷物をピックアップしてそのまま出口へ向かうだけでした。

結局のところ新疆ウイグル自治区に入るからって、何か特別な手続きはありませんでした。外国人だからって、何かマークされているような雰囲気も全然なく。

喀什空港ターミナル2から町まで

空港の建物の出口のところには、町に出るための交通機関の案内がだいたいあるものですが、ここで看板に出ていたのはタクシーぐらい。

高德地图で経路検索をすると、28路の市バスで町に出られるようだったので、アプリで出ているその乗り場まで行ってみることにしました。

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ちょうど28路来てる!出口を出て右に300mほど行ったところです。案内板によると、ここからは2路のバスも出ているみたいです。

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運賃は定額2元(約50円)。喀什ではAlipayのQRコード切符が外国人でも取得できます。

人が集まらないと出発しないのかと思ったら、乗客5人でも出発。高德地图によると、28路は15分に1本の運行だそうです。

中国シルクロードの旅(5日目)-仏教のバトンリレー@西安

西安4日目の朝です。これからカシュガル(喀什)に移動します。

いよいよ新疆ウイグル自治区入りです。

仏教のバトンリレー

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昨日は大雁塔を見にいってきました。

三蔵法師玄奘がインドから持って帰ってきたお経が納められていて、翻訳拠点にもなっていたところです。世界遺産「シルクロード:長安-天山回廊の道網」の一部にもなっています。

その後バトンリレーのように鑑真が日本に来て、空海もこの町にやってくると。

今回は「シルクロードの旅」と銘打っているけれど、日本まで続く仏教伝来ルートを見ていく感じにもなりそうです。

天気予報が当たらない

今回天気予報はいつもの墨迹天气・Windyに加えて

先月末にアプリが全世界対応したウェザーニュースも使って見ています。

今回の西安滞在中、この3つとも毎日その日の昼間に小雨が降るような予報を出していたんですが、

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ずっとうす曇りぐらいで一度も降りませんでした。

ウェザーニュースアプリの雨雲レーダーも、今降っていることになっているときに降っていなかったし、やっぱり日本のようにはいかないみたいです。

でも気温はだいたい合ってたかも。

その他西安のメモ

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今回哈罗のシェアサイクルにスマホホルダーつきの車種が増えていました。バネで上部をはさみ込むタイプです。

前回西安には去年の10月末に来て4泊していますが、そのとき西安には1台もなかったと思います。

それが今は全体の1〜2割がこのタイプで、たとえば駅前にシェアサイクルがずらっと並んでいたら、だいたいスマホホルダーつきのが選べます。新陳代謝すごいなあ。

中国シルクロードの旅(4日目)-空海が持ち帰ったもの@西安

西安3日目の朝です。

空海が持ち帰ったもの

メタバース(仮想現実)はソースコード(プログラム)というある意味言葉から作られているけれど、現実世界も同じように「まことの言葉」(真言)から作られているという考えがあるそうです。

それが真言密教。

何かこまったことがあれば、世界のソースコードをいじって(?)解決すればいいんじゃない?というアウトローなゲーマーみたいな教えだとどこかで聞いた気がします。それは悪用厳禁な「密」な教えやわなあ。

で、そんな教えを中国から日本に持ち帰ったのが弘法大師空海でした。

空海の留学先は長安だと聞いていたけど、長安のどこかな?と調べてみると、今も現存するお寺でした。

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青龙寺(青龍寺)。今回は自転車で行ってみたけど、同じ名前の地下鉄駅もあります。

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敷地の地図に「惠果空海纪念堂」という文字が。空海の名前こっちにも残ってるんや!ちなみに惠果というのは空海のお師匠さん。

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惠果空海纪念堂。

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空海真言密教八祖誕生。七祖が惠果で八祖が空海。

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なにやらむずかしいことが書いてあるけど、日本の真言宗各派総本山が資金提供して建てたものだということみたいです。なるほど、もともと中国にあったわけじゃないんやね。

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そしてここ陝西省は小麦麺料理のメッカ。空海が中国の小麦麺の技術を香川に持ち込んでさぬきうどんができたという言い伝えがあるそうやけど、そのころもこの𰻝𰻝(ビャンビャン)麺あったかな?