大崩山トレッキング(4)-大崩山山頂

この続きです。

道迷いの人は気になるけど、ベテランさんっぽい仲間の方もいてはるし、単独行の自分は人のことを心配してる場合ではないので、ご夫婦さんといっしょに先を急ぐことに。

上ワク塚を過ぎると、道はゆるやかになります。

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真正面に見えるのが大崩山の山頂。本体は断崖じゃないです。

時計を見ると、やっぱりほぼコースタイム通りです。途中ちょっと道迷いしたりすると、日暮れまでに下山できなくなってしまいそう。

ここから山頂までは特に難所も見どころもないので、ピークを踏まずに帰る人もいるのだそう。

それはそれでいいかなとも思ったのですが、ここ来るの初めてやし、はるばる宮崎県まで足を伸ばして「大崩山に登った」と言えないのももったいないので、ちゃんと山頂まで行くことに。

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山頂でごはん!確かに見晴らしはそんなによくないです。

この山頂往復の間に、ご夫婦さん以外に上ワク塚にいたパーティの人たちと出会わなかったので、ほとんどの方は山頂には寄らなかったのかもしれません。
(すでに山頂に行っていて、逆回りルートで上ワク塚に来ていたという可能性はあるかも。)

大崩山トレッキング(3)-行方不明者

この続きです。

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正面に見える中ワク塚を登るあたりで、シニアの方数人のパーティを追い越しました。

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中ワク塚の先はどう行くのかな・・・写真では遠近感が全然わからないけど、左は断崖絶壁で、正面に見える木の根元あたりに下りて数歩進むと右側に入れそうにも見えます。

ちょっと踏み外すと左に落ちてしまいそうです(>_<)

木の根元あたりまで下りてみたけど、これはちょっとまずいと思って引き返そうとしたところで、後ろから声をかけられました。

「たぶんルートそっちじゃないですよ!」

あっぶなー。ピンクのテープを見落としていました。

この中ワク塚から下りるときに、40代ぐらいのご夫婦といっしょになりました。以後「ご夫婦さん」。

このご夫婦さんとつかず離れずで次の上ワク塚近くまで登ってきたところで、向かいからシニアな男性が下ってきました。

「うちのメンバーが1人道迷いでいなくなってしまったんですが、途中で見かけませんでした?」

中ワク塚あたりで3人ぐらいのパーティを見かけましたけど、お1人なんですか?

「ええ、1人です。」

だとすると、途中誰ともすれちがわなかったですね。

「そうですか・・・」

そう言ってその方は、さらに下っていきました。

上ワク塚まで登ると、いくつかのパーティの方が休憩していて、その中にさっきの道迷いの方のパーティもいました。

「道に迷って下って行ったみたいなんです。」

なんで下ったってわかるんですか?

「一度携帯がつながって、そう言ってたんです。」
(このあたり、稜線近くは携帯の電波が入るけど、下ると圏外になりがち。)

じゃあ滑落とかではなくて、確実に道迷いなんですね。どこまでいっしょだったんですか?

「中ワク塚を下りるところまではいっしょでした。
そこからこの上ワク塚までの間にいなくなったんです。」

あれ?そしたらけっこう近くなんやなあ。途中迷うところないような・・・

大崩山トレッキング(2)-下ワク塚

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祝子川を渡ってワク塚尾根コースに入ってから、道がずいぶんわかりにくくなりました。

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よーく探すと、ピンクのテープが木に巻いてあってルートを示しているので、「ここ数分テープ見てないな」と思ったらたぶんルートをはずれてます。

YAMAPとかの地図アプリでもルートはわかるんですが、たとえば「この岩の右を回るか左を回るか」みたいな精度のことって地図からは読めないので、そういうところで間違った場合、気づくのは少し進んでからになってしまいます。

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ワク塚尾根コースに入って最初のはしご。ほかのもだいたいそうやけど、なぜか一番下が地面についていなくて宙吊りになっています。

もうここでトレッキングポールをしまって、ヘルメットを装着。急傾斜をまっすぐ登っていきます。

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袖ダキ展望所というところから見た下ワク塚。この先進むコースです。

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そして左手には帰りのルートで通るはずの小積ダキ。なんだこれは・・・

この写真からではまったくわからないけれど、自分の立ってる場所もたいがい断崖で、ちょっと前に進むと奈落です。

ちなみに「ダキ」というのは滝のことではなくて、崖のことだそうです。

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さらにはしごやロープをがんがん登ります。下を見ない、下を見ない・・・

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そしてさっき見上げた下ワク塚へ!ひいい(>_<)

大崩山トレッキング(1)-祝子川渡渉

この続きです。

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大崩山の祝子川(ほうりがわ)登山口には、7時半ごろ到着しました。

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登山口前はちょっと道路が広くなっていて、路肩に10台ぐらい止められるようになっています。

ここに来るまで細い道が続くと聞いて心配していましたが、思ったほどでもなかったです。行き違いのできない細さのところも確かにあるけど、そういうところは少ないし短いです。

登山計画では、8:00に登り始めて16:32に下山する予定でした。

行きはワク塚尾根を通って、帰りは坊主尾根を通るという反時計回りのルートで。

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その最初の引き返しポイントとして考えていたのは、登山口から1時間ほどのワク塚分岐。

ここで橋のない祝子川を渡るのですが、水量によっては膝まで水につかるとかいう情報もあったので、この季節ここで靴に水が入るようならあっさり撤退しようと思っていました。

でも、渡れる場所を登山口で出会った人と手分けしていろいろ探して、なんとか濡れずに渡渉!

そのあたりで時計を見て、おやっと思いました。

いつもコースタイム通りに登山計画を立ててるけど、それだと計画より2時間ぐらい早く下りてこられるんですが、今回はコースタイムを引き離すような余裕がないんです。

初心者の人が来ないようなところだからか、コースタイムの設定自体が甘めになってないのかも・・・

今日は日の入りが17:16なので、コースタイムで16:32下山予定だとちょっと危ないかもしれないなあと思いました。

背伸び

今日は先月の休日出張の振替休日を取って、宮崎県にやってきました。

前回から4年ぶり。

前は山口から見ると陸の孤島でしたが、今は大分からも高速道路でつながっていて、ずいぶん来やすくなりました。

今回宮崎県に来たのは、九州最難との呼び声もある大崩山(おおくえやま)に登るため。

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調べれば調べるほどこわそうなところなので、もうこれはあかんと思ったら、無理せず引き返そうと思います。