中国雲南の旅(19日目)-失われた地平線@香格里拉

香格里拉(シャングリラ)4日目の朝です。これから大理に移動します。

寒い中、無事に高鉄駅までたどり着けるかな?

失われた地平線

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香格里拉の町を歩いていると、

消失的地平线
LOST HORIZON

と書かれたモニュメントを見かけました。

日本語だと「失われた地平線」。「シャングリラ」という言葉の元ネタの小説のタイトルです。

丽江(麗江)にいるときにKindle版を買って、昨日読み終わりました。おもしろかった!香格里拉で電気グルーヴのShangri-Laを聞きながら、失われた地平線を読むというぜいたくな時間。

読む前はなんとなくネパールあたりの話なのかと思っていたんですが、めっちゃ中国出てきます。シャングリラは1930年代のチベット内にあるように描かれていて、雲南も登場します。

チベットと雲南境界の雲南側の町として稲城府という架空の地名が出てくるのですが、香格里拉ってシャングリラというより稲城府なんじゃないかな?

拾いもれた香格里拉

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立派な建物がいろいろ。

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ここは丽江より標高が高いけれど、まわりにあまり高い山はありません。

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お店の看板のカラーリングはだいたいこれで統一されています。中国語ベースでチベット語と英語併記が標準。

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丽江でもそうやったけど、ヤク(牦牛)は食材としてもメジャー。

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これもマニ車かな?めっちゃでっかいけど回せます。

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中国雲南の旅(18日目)-寒さと空気のうすさ@香格里拉

香格里拉3日目の朝です。

実際の香格里拉の気温

▼墨迹天气の予報

▼Windyの予報

もともと香格里拉はこういう予報でしたが、実際にどんな感じだったか?

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今回の宿は朝食つきにしていたんですが、朝食の場所は駐車場をはさんだ別の建物でした。しかも日の出前で、予報で1日の最低気温になりそうな7時半開始。そしてまさかのドア開きっぱなし。

寒いのは寒いけど、-10℃とかではないような気がします。

朝ごはんを食べたあと、しばらく外を散歩してみました。

墨迹天气は、現在気温は-8℃だと言っています。

Windyは-5℃だと言っています。

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30分ほど歩いていると温湿度計の数値の下がりが安定しました。-3.2℃。シャッターを切る直前は-3.3℃だったので、これが底かな。温湿度ロガーの方では、最低気温は-2.6℃と記録されていました。

この気温だったら、高鉄駅までの6km弱を歩ききれそうに思いました。バスいらず。

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そして夕方には予報通り雪になりました。

空気のうすさ

ここの空気がうすいのは、初日に高鉄から出たときにすぐわかりました。これまでと同じ息のしかただと酸素が足りないです。

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袋がぱんぱん。

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宿のフロントの横で酸素缶が売っていました。1本19.9元(約440円)。

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なんと客室には酸素吸入器まで。

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町では8元の酸素缶も。

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高いところにきんきらなお寺があったので登ってみました。

途中階段でへばっている人もちらほらいてはったけど、自分は十分に高度順応日を取っていたからかへばらず上がれました。

到着日の夜はうっすら頭痛があったけど、もうなんともないです。

中国雲南の旅(17日目)-市バスのシステム@香格里拉

昨日丽江(標高約2400m)から香格里拉(標高約3300m)に移動してきて翌朝です。

香格里拉站のこまった構造

香格里拉は市街地も観光的なエリアも高鉄の線路の東側に集中しています。なのに香格里拉站は出入り口が西側にしかありません。

それでいて線路を渡る道が近くにないので、東側に歩いて行こうとすると4kmほど回り込む必要があります。

香格里拉站に東口さえあれば宿から1.5kmぐらいなので、たとえ-5℃でもがんばって歩いて行けそうなんですが、プラス4kmは厳しいです(>_<)

ということでバス移動です。

市バスのシステム

気をつけないといけないのは町を出る日。

高鉄駅へのバスを寒い中延々と待ち続けるみたいなことが一番こわい。香格里拉の市バスは高德地图でも現在位置がわからないので。

ということで、市バスの運行間隔も現在位置もわからないのはめっちゃこまるので、情報収集がんばることにしました。

★バスの現在位置

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高鉄駅のバス停に、バスの現在位置がわかるとのふれこみのQRコードが出ていました。助かる!

WeChatアプリでスキャンすると、「掌上公交」というミニアプリが開きます。

バス停と系統を選ぶと、その系統のバスの現在位置が。これ実際のバスの位置とちゃんと合ってました。いい感じ。

でもいろいろ見ていて気になったのが、載っていない路線があるということ。特に宿のまん前のバス停から香格里拉站につながる1路が出ていないのが痛いです。どうも1桁の路線が全滅しているような印象です。

実際走ってないから載ってないのかもとも思ったんですが、4路のバスは一度見かけたので、1桁の古い系統(?)の車体にはGPSが積まれてないみたいなことなのかも?

バス位置が見えて香格里拉站まで行く16路のバス停が宿から1kmほどのところにあるので、1路をあてにせずこの16路にタイミングを合わせて宿を出るのがいいんかなあ。1路って、走ってるのまだ見たことないし。
(今回香格里拉站から市街地までは16路に乗ってきました。)

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ちなみにバス位置が見えるQRコード、市街地の方のバス停ではまだ見かけていません。

追記 2025-12-20
QRコードは独克宗古城の近くのバス停にはありませんでしたが、市街地でも少し北の方のにはありました。

★料金の払い方

香格里拉ではAlipayのQRコード切符がそもそも存在しなくて、どうやってバス代を払えばいいかという話がありましたが、丽江からの高鉄で隣の席になった親切な深圳のおじさんに教えてもらえました。

「WeChat Payでコンビニで払うのと同じ方法で払えますよ。」

え、そんな方法で!?スマホで支払い用のQRコードを表示させて、バス側のリーダーにかざすと。

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半信半疑だったんですが、やってみると本当に払えました。DeepSeekの言っていたように、スマホ側でQRコードをスキャンするわけではないので、料金入力は不要。
(13路というプレートが見えていますが、車外向きには16路と出ています。)

もしかして、これまでAlipayのQRコード切符が取得できなかった町でもこの方法使えたんやろか?これはどこかで要検証です。

だとしたらなんでAlipayでは町ごとにQRコード切符のシステムが分離されてて、わざわざ個別に個人認証させられるんやろ・・・

追記 2025-12-17
AlipayのQRコード切符の対象エリアとして「香格里拉」は存在しませんが、香格里拉を含む「迪庆藏族自治州」は存在していて、外国人でもバスのQRコード切符を取得することができました。

中国雲南の旅(16日目)-高度順応@丽江

丽江(麗江)6日目の朝です。これから標高約3300mの香格里拉(シャングリラ)に移動して3泊します。

▼墨迹天气の予報

▼Windyの予報

墨迹天气の最低気温は、ここ数日丽江との900mの標高差の逓減率と合わない10℃差ぐらいを指しているので、Windyの方が実態に近そうな気はするけど、どっちにしてもこの寒さはこわいです。そして明日天気いまいちそう(>_<)

高度順応

1週間ほど前、標高約1900mの昆明3日目に云南民族村を歩いていると、頭がうっすら痛くなってきました。この感じは酸素薄いときのやなあ。知ってる知ってる。でも2000mを切るような標高でなったのは初めてかも。

その翌日、午前中歩いたり自転車をこいだりしていると、午後猛烈な眠気がおそってきました。

その後標高約2400mの丽江に移動してきて5泊。自転車で坂を登ったりしてもなんともなくなりました。これまでいきなり2400mだと風邪みたいな症状が出ることが多かったんですが、それもないです。

これで今日からの3300m3泊も大丈夫かな・・・?

前にこれより標高の高いところが大丈夫だったからといって、その後も大丈夫だという保証にならないということは

ウィルヘルム山のときに間近で見ているので油断は禁物。

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丽江の町では酸素缶が売っていました。1本19元(約420円)。これをザックの横ポケットに入れている旅行者も見かけました。

ちょっと心配ではあるけど、いったんこういうのには頼らないことに。

もし高山病の症状が出て標高を下げないといけないとなったら、香格里拉の宿の予約を途中で捨ててでもこの丽江に下りてこようと思います。

長居しても悪化しかしないので。

中国雲南の旅(15日目)-雲南料理@丽江

丽江(麗江)5日目の朝です。

これまで中国の省レベル行政区33のうち31を見てきましたが、雲南料理は中国の食文化の中でも存在感のある一分野です。

省の名前のついた料理の中では、四川料理と広東料理に並ぶトップ3じゃないかと勝手に思っています。

たとえば四川料理だと麻婆豆腐、広東料理だとワンタンのような全国区のキラーコンテンツを持っていて、それだけでなくジャンル全体が大衆化して全国で受け入れられているというのがほかのローカル料理より突出しているように思います。

それでいうと、雲南料理のキラーコンテンツは米线(米線)。中国人の主食の選択肢の一角をなす米粉の麺です。

逆にそうでないローカル料理としては山東料理があると思うけど、ほかの省ではまったく見かけたことがなくて、省都济南でもショッピングモールの上層階に高級店があるのみみたいな状態でした。

雲南の麺のバリエーション

中国語で面(麺)というと、主に小麦の麺を指す言葉やけれど、ここでは日本語的に使います。

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たとえばこのごはんやさんでは、麺が米线/面条/饵丝の3択になっていました。

面条は小麦の麺のこと。小麦は寒いところで育つ植物なので、ルーツは北方。もっとたどるとシルクロードを経て中央アジアの方やけど。雲南でもメジャーではないけど栽培されてはいるようです。

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雲南で一番メジャーなのは米线(みーしえん)。断面が直径2〜3mmぐらいの円になりそうな、米粉のしらたきみたいなの。ベトナム料理でいうブンかな。

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今気になっているのが饵丝(あるす)という米粉の麺。見かけはうどんっぽいんですが、お餅を麺にしたような食感です。米线とちがってスープの吸いがいいので、麺としてはこっちの方が好き。

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雲南ではなく、前回の合肥で見かけたのが瑞丽饵丝(るいりあるす)。雲南省のミャンマー国境の町の瑞丽の饵丝。食べた印象は、平たくないフォー。個人的には米粉の麺ではこれが一番好きです。

瑞丽には高鉄が通ってなくて今回さすがに行けないけれど、どこか雲南の中で食べられないか探し中です。

さらに昨日は卷粉(じゅあんふん)という選択肢も見かけました。

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ほー!幅広やけど、きしめんというよりくず餅の米粉版みたいな食感でした。味ちゃんとしみてます。

きのこ料理

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雲南省ではきのこ料理のお店もけっこう見かけます。

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きのこやさんもちらほら。松茸に"Matsutake"とふられています。中国産の松茸の多くがここ雲南省で採れたものなのだそう。

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きのこスープ(羊肚菌炖鸡枞菌)をいただきました。うまみが凝縮されててめっちゃおいしいです。

日本的なものを求めて

そういえば蕎麦の原産地がこのあたりだということでしたが、こちらではまだ見かけていません。

あと、味噌や納豆のようなものもあるという話も聞いていたんですが、こちらもまだ出会えていません。