中南米おためし放浪(26日目)-食の到達点@サンティアゴ(チリ)

サンティアゴ6日目の夜です。
明日アルゼンチンのメンドーサに移動するので、今日は実質チリの最終日でした。

食の到達点

チリは出国チケットなしで入国できることが確認できたし、サンティアゴはすっかり庭になったし、自分の中では南米大陸南部の重要拠点になりました。こまったときには片道航空券でここまで出てきたらなんとかなりそうな気がします。

ただ、外食が高くてバリエーションが少ないので、食事をどうするかが課題でした。

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野菜ジュースやスープ系の料理がなくて野菜が摂りづらい問題については、スーパーで300円ぐらいで売ってるWasilのTomaticán Campestreというパックスープが今のところ個人的ベストソリューションです。

はさみがなくても手で開けられるし、お肉も入ってておいしいし、レンジで温めて食べると体もぬくもります。

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出先で食事をするときは、駅前とかの屋台でラップに包まれたサンドイッチがいいです。

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ちゃんとしたお店で買うより具だくさんで、しかも安い。これで300円ぐらい。

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これだと150円ぐらい。

缶詰の開け方

食といえば、たんぱく源としてツナ缶にもお世話になりましたが、スーパーの半値ぐらいで市場で買えてよろこんでいたら、プルタブのないタイプでした(>_<)

こまったので、宿の管理人さんに缶切りがないか聞いてみると、

「チリではこうやるのよ。」

と包丁を使って開けてくれました。おお!ワイルド!

プルタブなしのは2つ買ってしまったので、2つ目は後日まねして自分で開けてみました。

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まず、缶詰のふたのふちに包丁の刃先を突き立てて、缶と包丁をくっつけたまま両方を持ち上げます。そしてくっつけたままテーブルの上に落とすと、包丁の刃先でふたに穴が空きます。

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あとは刃先を押し込んで底まで突いて、刃先を支点にてこの原理で裁断機のように刃を下ろしつつ缶を回していくと、なんとか開けられました。

包丁の刃が傷みそうなのであんまり多用するのはまずそうやけど、また何かのときに使えるかも。

中南米おためし放浪(25日目)-外国の影響@サンティアゴ(チリ)

サンティアゴ5日目の夜です。
アルゼンチンのメンドーサに移動するのはあさってです。

ショック・ドクトリン

メキシコでは家のビデオで録画したものをインターネット越しに視聴できていたんですが、コロンビアではネット回線がいまいちで見られなくなりました。ぷつぷつ途切れて見るに耐えない。

それがチリに来るとまた回線がよくなって、

100分de名著の「ショック・ドクトリン」の1回目を見ることができました。

そこで取り上げられていたのが、1973年のチリの軍事クーデターのこと。めっちゃタイムリー。選挙で社会主義政権が樹立されたのを、アメリカの支援を受けたピノチェトが転覆したという話でした。

そんなことがあったんやー。

それで外国の製品がいっぱい入ってきて国内の製造業が壊滅と・・・それが50年たった現在にも響いているのかわからないけど、ここの外食がほぼハンバーガー・ピザ・アイスクリームだけなことと何か関係があるのかも。

ブラジルの影響

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サンティアゴにもシェアサイクルが!と思ったら、コロンビアのときと同じtembiciでした(>_<)

SMS認証ができなくてアカウント作成ができなかったやつです。

ちなみにこのtembici、ブラジルの会社が作ったシステムらしく、アプリの言語がポルトガル語です。読めそうで読めない。

中国の影響

メキシコは中南米でも例外的に中国の影響が少ないという話でしたが、コロンビアやチリを見てみても、特に中国の影響が大きくなった感じがあまりしないです。

メキシコと比べると、XiaomiやHuaweiのスマホを見かけるようになったぐらい。東南アジアのように、スーパーに漢字の書かれた製品があふれているということは全然ないです。

これはなんかちょっと意外でした。実はアフリカみたいにインフラ整備をやってたりはするんかな?

日本の影響

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やっぱり任天堂は強いです。

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あとアニメも。
白地に紫のふちどりのスニーカーにカタカナで「フリーザ」と書かれたのを履いているおにいさんを地下鉄で見かけました。

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そしてまれにおすし。

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路地に出ている市場には、メキシコやコロンビアでは見かけなかった冷凍でない魚介類が売られているんですが、ここの外食で魚料理って全然見かけないんです。まさか全部おすしとして消費されているとも思えないので、チリ料理って家庭料理にその豊かな文化を広げる場があるんじゃないかとあやしんでいます。

中南米おためし放浪(24日目)-市バスでの空港アクセス@サンティアゴ(チリ)

サンティアゴ4日目の夜です。

サンティアゴの初日に空港から宿までDiDiで移動してきたのは最善手だったと思うけれど、もう一度飛行機でこの町を訪れることになったら、ふつうに市バス(Redバス)とメトロで移動すればいいかなと思っています。ここはそんなに危ない町ではなさそうなので。

このあと長距離バスで出国してしまうつもりなので、もう空港に用事はないけれど、市バスとメトロを乗りこなせるようになった今、空港と町との行き来のしかたをちゃんとトレースしておくことにしました。
(ネットでは、空港バスを使ったアクセスについての情報はあったのですが、さらに安い市バスで行く情報が見あたらなかったので、ここに記録しておきます。)

市バスとメトロの乗り換えを短時間ですませれば、市バス&メトロで1回乗車の扱いにしてくれるので、空港からどこのメトロ駅まで行っても確か150円ほどだったかと思います。

追記 2023-06-17

サンティアゴの市バスの基本的な乗り降りのしかたについては、

サンティアゴとしくみのそっくりなメンドーサの市バスの話のところで少しふれています。

町から空港へ

サンティアゴの市バス路線は、Googleマップの経路検索で「公共交通機関」を選択すると出てきます。何番のバスにどこから乗ってどこで乗り換えればいいかがわかります。

時刻表はないけど、その系統が何分間隔で走っているかが表示されるので、待ち時間の目安にはなります。どのバスもかなり頻繁に走っている印象で、これまで市バスで一番長く待ったときでも9分でした。

ちなみに待ちきれないときはRedのアプリを使うと、乗りたい系統のバスが今どこまで来ているかわかります。

マップ上でバス停を選択して・・・

そしてたとえば429の系統を選ぶと・・・

こんなふうに見えます。右に赤いピンの立っているのが選択したバス停です。これだと2つ手前のバス停まで来てるわけやね。

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市バスの空港側の終点はここ。どこから来ても最後は555番のバスに乗ってくることになります。

ここが空港の建物に接しているのかと思いきや、徒歩で出入りできない隔離された空間みたいになっているので、ここからはターミナルへの無料シャトルバスに乗り換えます。

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シャトルバス乗り場は、555番バスが止まったのと同じ大屋根のあるエリアの5〜7番乗り場だと書いてあるんですが、今はここには止まらなくて、

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大屋根エリアの南側のはずれに来ると教えてもらいました。この写真だと向こうで人が待っているあたりです。

地図だとこのあたり。

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そしてシャトルバスは、国際線の到着ターミナルの4番ゲート前あたりに到着します。出発ターミナルはこの1つ上のフロアです。

空港から町へ

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国際線ターミナルのシャトルバスの乗り場の隣には、turbusとCentropuertoの空港バスの乗り場があります。空港バスもそんなに高くないので、そちらに乗ってしまうのも全然ありだと思います。

ちなみにシャトルバスの運行間隔は10分だそうですが、今日は来るまでに16分待ちました。

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シャトルバスの停車ポイントのうち、Pehuénというのが555番の市バスの来るところの最寄りのようなんですが、行きの乗車位置からは西に200〜300m離れたところで止まりました。もしかしたらもうしばらく乗っていれば行きに乗ったところで下りられたのかも?

停車ポイント一覧にはなかったけれど。

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向こうに見える大屋根まで歩きます。

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大屋根の建物の中には無料のトイレとRedの窓口があって、bip!カードの購入とチャージができるようになっていました。これで初めてサンティアゴに来ても、市バスとメトロに乗れるようになります。

そのあとは555番バスだけでメトロのPajaritos駅まで行けるので、あとはいかようにでも。

中南米おためし放浪(23日目)-気候と食事@サンティアゴ(チリ)

サンティアゴ3日目の夜です。
今日は一日中降ったりやんだりの天気でしたが、カンピノ谷から町まで「通勤」してきました。

気候

サンティアゴの緯度は、南北を逆にすると紀伊半島最南端の潮岬ぐらいのところになります。東京や大阪よりは赤道に近いけど、南国っていうほどでもないという。

そして標高は600m弱ぐらいで、長野県の松本市と同じぐらい。ちょっとした高原です。

晴れると昼間は20℃を超すけれど、今日のように雨だと15℃ぐらいになります。

天気予報の気温的にはコロンビアのボゴタとそんなに変わらないんですが、こちらは冬なので日光が弱々しいです。朝7時になっても全然明るくならないし。

食事

今回ここまでに訪れたメキシコ・コロンビア・チリって、同じラテンアメリカというエリアで同じスペインの植民地だったということで、食文化とか近いのかなと思ったら案外そうでもないです。

チリはまだ3日目ですが、この国にはメキシコのタコスやコロンビアのチャングアのような一般に食べられているローカルフードが実はないのでは?という疑惑を持っています。

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ショッピングモールのフードコートでも、マクドナルドやKFCのようなアメリカのファストフードが幅を利かせているし、現地のものらしきお店も結局マクドナルドの亜流みたいなバーガーチェーンだったりします。

外の屋台で扱っている食べ物もだいたいサンドイッチやし、とりあえず主食はパンってことなんかな?

ここはNUMBEOのRestaurant Price Indexの情報通り外食が東京より高くて、

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わりとお手ごろ価格なこのへんのセットでも900円近くします。

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なので、スーパーでパン・バナナ・ツナ缶・りんご豆乳を買って、朝夕の食事は済ませています。これでも1食400円ぐらいかな。

野菜をどうやって摂ればいいのかとか、この国にスープ系の料理はないのかとか、食事についてはまだまだ開拓の余地ありです。

中南米おためし放浪(22日目)-カンピノ谷とアルゼンチン行き@サンティアゴ(チリ)

チリ到着翌日の夜です。
未踏国への移動日は緊張の連続ですが、翌日の情報収集日は楽しいです。

カンピノ谷

今回宿を取っているのは、サンティアゴの中心地から北西に10kmほどのバジェ・ロ・カンピノ(Valle Lo Campino)という地区です。ムーミン谷や風の谷のようなホーム感を出すために以後「カンピノ谷」と呼ぶことにします。

三方を山に囲まれた地形で、事前には危険とも安全とも情報がなかったところだったんですが、こちらの方によると「とても安全で静か」とのことで、歩いてみても実際にそうだと思います。

カンピノ谷には、こんな感じでループして閉じた道路のユニットがいくつも並んでいるんですが、たとえばこの矢印のような入口部分には

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こんな感じのゲートがもれなくあって、ユニットの内側の住民しか通れないようになっています。かなり警備の厳重な高級住宅地なんだと思います。

bip!カードを手に入れろ

カンピノ谷にはスーパーやごはんやさんもあるので、ここでおだやかに暮らすという生き方もあると思うんですが、それだとサンティアゴが庭になったとは言えないので、町の中心地に出てみることにしました。

UberやDiDiで行くと片道1000円ちょっとかかってしまうので、毎日それだと宿代を安く抑えた意味がなくなってしまいます。

調べてみると、どうやらサンティアゴは地下鉄(メトロ)やバスが発達していて、うまく利用できればずいぶんリーズナブルに移動できるようなのです。

この地下鉄もバスも、bip!カードというプリペイドのタッチ式のカードでだけ乗れるそうなのですが、メキシコシティやボゴタと同じく買える場所は限られるようです。

ということで、最寄りのメトロ駅のロス・リベルタドーレスまで歩いて行ってみることにしました。5kmぐらいだかららくらくかなと思ったら、

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このジャンクションを越える歩道がない(>_<)

さんざん迷って、結局こんな感じでひとつ隣の駅にたどり着きました。

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買えた!

アルゼンチン行きのバスターミナル

チリに入国するときに出国チケットを求められるかもと、アルゼンチンのメンドーサ行きのバスのチケットを仮で買っていたけど、メトロを使ってその乗り場の下見に行ってきました。

チケットに書いてあった出発地の所在地はここ。

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いっぱいバス会社が並んでるタイプのとこなんやー。

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チケットに名前のあったバス会社はここでした。
当日はこの窓口に来たらいいんですか?

「出発は朝8時なので、7時にここに来てチェックインしてください。」

了解です!ところで・・・アルゼンチンに入国するのに出国チケットっているんですか?

「いらないですよ。お客様がお持ちのそのチケット以外には何もなくて大丈夫です。出国チケットが必要なら、メンドーサに着いてから買えばいいです。」

あ、そうなんですか!陸路だとやっぱり条件がゆるいんかなあ。
それならサンティアゴの次は、このチケットをそのまま使ってメンドーサに行ってしまうということで確定にしようかな。

谷への戻り

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ロス・リベルタドーレスの駅にはバスターミナルが併設されていて、そこからB18eのバスに乗るとカンピノ谷に戻ることができました。

これでカンピノ谷からは、バスとメトロを乗り継いで往復1440ペソ(約250円)で町の中心地に出られることがわかりました。