お盆の帰省

昨日の夜行バスで奈良の実家に帰ってきました。まだ戻りのチケットは取っていなくて、様子を見つつ移動します。

IMG20230808160444

姉がペルーでの食事の写真を見て気になっていたというチチャモラーダという飲み物をネットで注文していて、それがちょうど今日届いていました。

あさって妹も来るので、めいっ子・おいっ子ともビデオ通話の向こうの世界の味覚をいっしょに楽しもうということのようです。

ナルコス

中南米から帰ってきて、復習のためにネットフリックスでナルコスを見ていました。

コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの話です。(シーズン2までは。)

コロンビアなんて治安が悪くて一生足を踏み入れることのない国だと思っていたのが、今は普通に(?)旅行することができるようになっていたけれど、その道のりにはこういう死闘があったんやねー。

「バイクから銃で撃たれる」とか「複数人で誘拐される」とか、治安上の注意として文字では見ていたけど、実際映像で見るとえげつないなあ・・・あんなふうにやられたら防ぎようがないわ(>_<)

以下個人的メモ。

アビアンカ航空

カンクンからボゴタ(コロンビア首都)に行くのに使ったアビアンカ航空って、安くて標準では手荷物持ち込みもついていないチケットだったので、ぽっと出のLCCかと思ってしまっていたけど、エスコバルの時代からあったところなんやね。

歴史的な事件に名を残しています。

Hotel Tequendama

エスコバルの家族が一時保護されていたHotel Tequendamaは、

ボゴタのサンタフェという地区に今もあるようです。
(ここは危ないという話とそうでもないという話の両方のあるエリアだったので、行っていませんでした。)

チェックイン

「チェックインする」をスペイン語で何というか調べると、Google翻訳とか単語集とかでは"registrarse"という表現が出てくるんですが、意外と向こうではその表現は聞かなくて、英語のはずの"check in"がそのまま通用しました。

「レヒストラールしたいんですが。」
「はいはい、チェックインですね。」

みたいに。

ナルコスのホテルのシーンでは"hacer check-in"と言っていて、スペイン語ネイティブ同士でもその表現使うんやと思いました。

外国人だから外国人に通じやすそうな表現を選んでくれてたというわけではなかったみたい。

グアダラハラ

ナルコスでは、麻薬カルテルとしてコロンビアのメデジンカルテルとカリカルテルが登場するけれど、メキシコのグアダラハラカルテルという名前も出てきました。

え、グアダラハラってそういう町やったん!?

中国放浪の準備

この前のおためし放浪で、中南米ってだいたいこんな感じという広域イメージがわきつつある中、

「中国ってよくわからない。」

と思っていました。個人的な広域イメージ空白地帯です。

これまで乗り継ぎとかで何度かかすめてはいるものの、ちゃんと目的地にはしたことがなかったし、中はいろいろ多様でおもしろそう。チベットとかも中国やし。

いつかがっつり行けたらとうっすら思っていたけれど、本当にやってみてもいいんじゃないかと思いはじめてきました。

中国語の学習

今回スペイン語が思いのほか頭に入ってきたので、旅行で使い物になる言語をもう1つ増やすぐらいもしかしたらできるんじゃないかとうっかり思いました。

中国語の大枠を知りたくて本を買ってざっくり流し読みしてみたんですが、ちゃんとやるのはなかなか手ごわそう(>_<)

発音がややこしいので、話したり聞いたりがむずかしそうやけど、読むのがある程度できるだけで旅先ではずいぶん助かるので、まずはそこから攻めるのがいいかも?

支払い手段の準備

中国でややこしいのが、お金のこと。

現金だけでなく、VISA・Mastercardといったクレジットカードもほぼ使えないので、中国の空港での乗り換えで食事ができなかったこともありました。

ということで、

コロナ禍前に三井住友カード提供のTrip.comの銀聯カードを作っていたんですが、「もう廃止になるから期限が切れたら更新されません」という通知が中南米出発前に届いていました。もう1年ないです。
その上、

現在、中国国内の店舗ではクレジットカードをご利用いただけない場合がございます。中国渡航の際には十分ご注意ください。弊社ではお客さまの利便性を考慮して引き続き状況を注視して参ります。

こんな話も。期限切れ前でも役に立たないかも。

そんな中、先月こんなニュースが出ていました。おお、ついに!ということで、実際AlipayとWeChat Payのアカウントを作ってカードを登録してみました。

Alipayの方は、VISA・Mastercard・銀聯カードすべてでエラーが出て登録できなかったけど、WeChat PayにはRevolutのVISAカードを登録できました。

近所の松屋の自販機にWeChat Payのマークがあったので、さっそくQRコード決済しようとすると

As required by the policy, only uses holding Chinese Mainland resident ID cards can make payments to overseas merchants.

というエラーが。中国外でWeChat Payが使えるのは、中国本土の居住者IDカードを持っている人だけだと。

中国国内では使えるかもしれないけれど、ぶっつけ本番になるということか・・・

ネット制限の対応をどうするかもあるし、一度上海あたりにでもおためしで行ってみるのがいいかな。

追記 2023-09-09

Alipayへのカード登録には成功しました。

追記 2023-12-09

WeChat Payは支払いまでできました。

熱でかゆみがおさまるメカニズム

虫さされやじんましんでかゆみがひどいときは、何年も前から患部をかかずにドライヤーで熱する方式で対応するようにしています。

個人的には絶大な効果があるので、どういうしくみで効くのか何年か前にネット検索で調べてみたんですが、ちゃんとした情報が見つからないどころか「そんなの効かない」という話も。

そんな中、こんな製品があるのを最近知りました。スマホのUSB-C端子に接続して使えるかゆみ止めです。ドライヤーとちがって出先でも使えるのはいいねー。

ということで実際買ってためしてみたんですが、やっぱりちゃんと効きます。

熱でかゆみがおさまるメカニズム

なんで熱でかゆみがおさまるのか?

ConsensusやPerplexity AIを使って論文を探してみました。

それで見つかったのが2020年のこの論文。専門外なので正しく解釈できてないかもしれないけれど、次のようなことが書いているように読み取れました。


かゆみの感覚の引き金を引く原因物質によって、温度変化での影響に以下のようなちがいが見られる。

  • セロトニンが引き起こすかゆみ → 熱でも冷却でもよりかゆくなる
  • ヒスタミンが引き起こすかゆみ → 熱でも冷却でも軽減される
  • クロロキンが引き起こすかゆみ → 熱でも冷却でも変化なし

温度変化でかゆみが増減するしくみはまだ不明。


あー、なるほど。虫刺されやじんましんのときは、ヒスタミンがかゆみの感覚の引き金を引くからドライヤーで効き目があるけど、逆に悪くなったり効き目のないかゆみもあるということか。何年か前の検索で煮えきらない結果が出てきた裏にはそういう事情があったんやね。

ヒスタミンは熱に安定であり、また調理加工工程で除去できないため、一度生成されると食中毒を防ぐことはできません。

ちなみにヒスタミン自体は熱に対して安定なので、熱で原因物質が分解されるという説は正しくないようです。あくまで感じなくなっているだけ。

虫に刺されるとアレルギー反応でヒスタミンが分泌され、血流が増えることで痒くなります。 ヒートイット は痒みの原因のヒスタミンの作用を加熱により分解するための虫さされ対策機器です。患部を約51℃で短時間温めます。この化学物質を含まない局所的にあたためるハイパーサミア(温熱療法)効果は、医学的にも確認されています。

heat itの日本での販売代理店のサイトにはこのような解説があるけれど、「ヒスタミンの作用を加熱により分解する」というのはあえてのミスリードをねらった表現に見えます。原因物質を分解するかのように見せかけて、実際に影響を与えるのは「作用」の方だと。

でも「分解」って言ってしまっていいの?

To relieve itching and pain, the affected skin area is briefly heated to approx. 124 °F. The nerves in the skin react to this heat impulse. According to the current state of research, it is assumed that this reduces the transmission of stimuli. The itching signal can no longer be transmitted properly and the need to scratch disappears. In order to achieve this itching-relieving effect on the skin nerves, a short heat pain is necessary. This medically proven active principle of hyperthermia can be used for mosquito, horsefly, bee and wasp bites.

ドイツの本家サイトの説明にはそういうミスリードはなく、「かゆみの感覚を伝わらなくする」という表現になっています。

heat itの効果を確かめたという今年(2023年)の論文がこれ。結論のところには、効き目はあったけれどしくみはまだよくわかっていないというようなことが書かれていました。

サハラ砂漠縦断回想録(9)-現実は妄想よりも奇なり

これで終わりです。

2002.01.09(水)

事故から8時間ほどたった朝の5時ごろ、昨日はずれたタイヤに腰かけてうとうとしていると、目的地のヌアクショット方面から車がやってきました。

おお!とりあえずこれで遭難の事実は知らせてもらえる!

と思ったんですが、それだけではありませんでした。

その車はこちらの車と同じくトヨタのランドクルーザーで、なんとスペアの車軸を積んでいました。しかも車軸を交換する技術を持った人も乗っていました。

まるで昨日の夜のうちに助けを呼んでいたかのような展開なんですが、誰も通信機器を持っていないことは最初に確認していたし、ましてや「助けを呼んだから安心して」みたいな話もなかったし、おそらくまったくの偶然。

レアな不運が、レアな幸運によって打ち消された・・・ということかな。まさかこういう助かり方をするなんて・・・

交換作業はてきぱきと済んで、すぐ元通り走れるようになりました。ありがとうございます!!

98750003

その後引き潮を待って渚を突っ切らないといけないところがあって、これはその引き潮待ち集落?での写真です。今見ると、よくこの車に25人も乗れたなあ・・・

ここで魚の身をほぐして乾燥させたふりかけみたいな食べ物が買えたので、それがヌアディブ出発以来最初の食事になりました。

この先バウンドするような悪路はなく、ヌアクショットにはこの日のうちに到着。

全域がスラム化しているような町で、ここのキャンピングホテルで同室になったヨーロッパの人たちとバラック建ての食堂で肉スパゲティを食べたんですが、自分も含めた全員がその後食中毒になって宿で吐いていました。

サハラ砂漠の終わり

その後しばらくいっしょに旅することになる、まささんとぶんちゃんという日本人旅行者と町で出会ったのはこの翌日のこと。ふたりは、ヌアディブからは貨物列車の空き貨車移動組でした。

ヌアディブでは、ダクラから500mlのペットボトル1本で国境を越えてきた無謀な日本人がいたといううわさを聞いていたそうです。はずかしい(>_<)

98750001

翌日3人でドイツの方の車に乗せてもらって、国境を越えてセネガルのサンルイという町に移動しました。

98750002

途中の道は貝殻入りアスファルト。

サハラ砂漠の南端がどこかははっきりしないけれど、ヌアクショットは中でセネガルは外のようなので、サハラ砂漠の縦断はこの日のどこかで終わっていました。

追記 2023-08-11

リアルタイムメモが見つかったので、詳しい情報を補足しています。